理工学研究科における3つの方針

2011/10/7

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

修士課程の目標は、以下の通りです。
  1. 各専攻における専門学力を保持している
  2. 各専攻における最新の問題や重要な問題を理解し、それに取り組んでゆける学力がある
  3. 将来にわたって社会的に貢献できる能力がある

後期博士課程の目標は、将来にわたり理工学分野における指導者として社会に貢献し得る人材を輩出することであり、
具体的には以下の通りです。
  1. 専門分野において明確な成果が得られている
  2. 高度な研究を自立して行っていける能力が示されている
     
後期博士課程に関しては、各専攻で修了要件が明示されていますが、以下の点は共通しています。
  1. 学位申請に該当する研究の成果が理学、工学および工業の発展に寄与するものであること
  2. 専攻分野に関する十分な知識と見識を持ち、将来において、国際的な広い分野での新しい研究・開発活動を先導的に行える資質を持つこと

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

各専攻は、教員の組織である5ないし6の専修組織から構成されています。学生は、指導教員を介してこの専修が用意したカリキュラムを中心に履修します。専修の提案する科目群には「基盤学術科目」が指定されており、専門分野の基盤習得のために履修することが奨励されています。一方で、学生は自分の属する専攻および他の2専攻の講義科目も学問の幅を広げるために履修可能となっています。このように専門科目に関しては、修士論文、博士論文に直結した専門領域と、これ以外に専修がカバーする学問分野を核にした幅広い範囲の知識・能力の育成が可能です。また、専門科目とは別に、科学技術と人間社会のより良い相互関係を提案し、実現できるようになるための社会のリーダーを養成することを目的とした、3専攻の共通の総合科目が設置されており、6単位までを前期博士課程修了要件に含めることができます。

修士課程は、「課題研究」科目(4単位)において、修士論文課題を絞るために自然科学、産業界の動向を調査し、課題と解決の方法論を見出し、「特別研究第1」科目(6単位)において、具体的な研究方法論の構築と実施、収束、論文作成について学びます。これらは、専修単位で多
くの教員から各段階的に指導を受ける仕組みになっています。

後期博士課程も同様に、「特別研究第2」科目(6単位)において、同様の段階を経た複数の教員の指導を受ける仕組みになっています。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

21世紀のボーダレス時代に活躍できる創造的な科学者・技術者、社会のさまざまな分野の指導者になるべく、自らの頭で考えて行動する人材を広く受け入れます。ものづくりの基本となる数学、物理、化学などの理数系科目に特に興味があり、それらの科目の基礎学力を持っているとともに国際的舞台で活躍するためのコミュニケーション能力の習得に興味がある学生を求めます。

特に次のような学生の入学を期待します。
  1. 科学及び技術に強い関心を持つ人
  2. 物事をじっくり考え、興味深い現象の発見や問題解決に意欲を持つ人
  3. 新しいことへの興味を持ってもの創りに挑戦したい人

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