理工学研究科 修士課程カリキュラムについて

理工学研究科では、最先端の科学を現実の社会で展開するために分野融合を取り込んだ新しい教育プログラムをもって高度人材育成を行うことを目的として、2016年度から専攻内の教育研究分野(以下専修という)でデザインした「主専門-副専門制」を柱とする新カリキュラムに移行しています。新カリキュラムは、2016年4月以降の入学者から適用されます。
※2015年度以前の入学者は旧カリキュラムが適用されますのでご注意ください。

主専門とは

大学院教育課程にふさわしい高度な専門知識の習得を目的として用意された科目群です。新カリキュラムでは、指導教員所属専修が指示する履修方法に則って、主専門科目群から8単位以上を取得することが修士課程修了要件に加わります。主専門科目は科目担当者の判断により学部4年次での先取り履修を可能とし、修士課程において指導教員の許可により修了単位に含めることができます。

副専門とは

修士論文研究と関連性の高い「主専門」分野に加えて、さらに学識の範囲を広げるために、異分野の学部教育を受けてきた学生でも履修できるように考慮された科目群です。前提となる科目が不可欠である場合、一定数の学部専門科目を利用し、導入的な専門知識は大学院進学後の学部科目履修で得られるようになっています。
副専門修了要件は専修により異なりますが、3科目6単位が一般的です。詳細は以下の各専修カリキュラムにて確認してください。副専門は、主専門とは異なる分野であるため、学部4年次に先取り履修をした科目を副専門修了要件に含めることはできません。 副専門修了の単位取得状況は、修士課程修了時の学期末に判定し、修士課程修了時に副専門修了認定となります。

新カリキュラムの構造

  • 修士課程修了の為には、課題研究(4単位)・特別研究第1(6単位)・主専門8単位を含め合計30単位以上取得が必要
  • 履修科目は、指導教員の指導・許可を受けること

必修科目
課題研究 4単位 ・第1学年の最初の学期に履修申告し、1年間以上履修する。
・課題研究(4単位)を含む16単位以上を取得すると、修士論文着手認定。
(特別研究第1の履修が認められます)
特別研究第1 6単位 ・修士論文を作成するための研究指導を受ける科目

主専門修了要件
修士課程修了時の指導教員所属専修の指定科目群から必要単位数を取得すること。
  • 必修、選択、分野の指定がある専修もあるので注意
  • 学部4年次に自由科目として取得した大学院設置科目(学部4年次先取修得科目)を含めることも可能
8単位以上
 
副専門修了要件
専修の指定科目群から必要単位数を取得すること。
  • 専修により指定条件がある場合があるので注意
  • 他専攻の専修の副専門を選択することも可能
  • 主専門と同一の副専門修了は不可
  • 学部4年次に自由科目として取得した大学院設置科目を含めることは不可
  • 副専門を複数置いてある専修において、副専門指定科目群間で共通している科目がある場合、修了要件へのダブルカウントは不可
  • 主・副専門を複数置いている専修や他専修の主専門科目と共通する科目がある専修において、主専門修了単位に含めた科目を副専門の修了要件へも含めることは不可
  • 学部設置科目を副専門に指定している専修において、学部時に修得済みの科目を副専門の修了要件へ含めることは不可
4、6または
8単位以上
(専修により異なる)

選択科目
理工学研究科設置科目 (上限なし)
理工学研究科設置科目(学部4年次先取修得科目)
※所定用紙有。指導教員の承認印が必要
(主専門への算入分と合わせて)
上限8単位まで
総合科目
上限6単位まで
修了要件に算入可 
理工学部学科専門科目
※所定用紙有。指導教員の承認印が必要
他研究科設置科目
※所定用紙有。指導教員の承認印が必要
他学部設置科目
※所定用紙有。指導教員の承認印が必要

履修に関する注意点

  • 履修申告欄はA欄・B欄によって構成されています。理工学研究科の時間割表に掲載されている授業科目は、登録番号を登録するだけで自動的に分野が登録されます。(A欄申告)
  • ただし、一つの科目に対して複数の分野を選択できる場合や他研究科の科目等を履修する場合などには、B欄を選択して希望する分野を登録しなければなりません。
  • 以下の科目を履修する場合には、履修申告時にB欄分野番号(2桁)を使って、どの分野の単位として履修申告するか選択してください。この番号は科目を正しく履修申告するための大切なものです。よく確認し、間違いの無いように登録してください。

B欄分野番号 分野 使用例
08  30-08-21  以下の科目を機械科学の副専門科目として履修する場合
超精密加工計測,MEMS特論−デザインおよびマイクロファブリケーション−,材料強度学,生体材料工学,宇宙探査工学,バイオミメティックマイクロナノ工学,自己組織化の科学
※機械科学の主専門科目として履修する場合はA欄申告をしてください。
09  30-09-21  以下の科目をデザイン科学の副専門科目として履修する場合
超精密加工計測,MEMS特論−デザインおよびマイクロファブリケーション−,材料強度学,生体材料工学,宇宙探査工学,バイオミメティックマイクロナノ工学
※デザイン科学の主専門として履修する場合はA欄申告をしてください。
11 30-11-11  以下の科目を電気電子デバイスの副専門科目として履修する場合
システムLSI設計,数値モデリングと計算機シミュレーション
※電気電子デバイスの主専門として履修する場合はA欄申告をしてください。
12  30-12-11  以下の科目を電気電子システムの副専門科目として履修する場合
システムLSI設計,数値モデリングと計算機シミュレーション
※電気電子システムの主専門として履修する場合はA欄申告をしてください。
 13 30-13-11  以下の科目をマテリアルデザイン科学の副専門科目として履修する場合
自己組織化の科学
※マテリアルデザイン科学の主専門として履修する場合はA欄申告をしてください。
 81  40-20-20  理工学部設置学科専門科目(修了要件30単位に含む)として履修する場合
※所定用紙(学生課にて配布)の提出も必要です。
 82  40-20-30  他研究科設置科目として履修する場合
※所定用紙(学生課にて配布)の提出も必要です。
 83  40-20-40  他学部設置科目(修了要件30単位に含む)として履修する場合
※所定用紙(学生課にて配布)の提出も必要です。
 84  40-20-50  他大学研究科設置科目として履修する場合
※所定用紙(学生課にて配布)の提出も必要です。
 90 90-10-10  自由科目として履修する場合
※理工学部総合教育外国語科目を履修する場合には所定用紙(学生課にて配布)の提出も必要です。

各専修の基本理念・学問分野

各専修の「基本理念・学問分野」は以下ページからご確認ください。

[修士課程:2017年4月入学対象] 専修別ガイダンス (2017年4月4日開催)

ガイダンスに出席できなかった方は以下のリンクから内容をご確認ください。

理工学部4年生へ

理工学研究科設置科目先取り履修についての注意点

  • 履修しようとしている院の先取科目が各専修の主専門・副専門カリキュラムにおいてどう扱われるかを確認してください。
  • 先取り科目を学部4年次に自由科目(B欄分野35)として履修し、修士入学後に指導教員の承認を受けて修士修了単位(上限8単位)に認定を受ける場合、その科目は「副専門」修了単位には含められません。
  • 学部4年次に修得した単位を修士修了単位に認定するために必要な「大学院科目単位認定申請書」は、大学院入学後の新入生ガイダンスにて配布します。

理工学研究科 専修別所属教員一覧(大学院指導教員資格有の教員のみ)

理工学研究科の3つの専攻(基礎理工学・総合デザイン工学・開放環境科学)は、教員の組織である専修組織から構成されています。各専修所属教員は以下からご確認ください。 

            (注)このリストには、修士・博士論文指導資格が有る教員のみ掲載されています。